2008年02月17日

軽板金サービス店の防火設備の遅れ

軽板金サービス店の防火設備の点検不備や消火器などの設備不備が目立つようになっている。カーコン●ニ倶楽部などのフランチャイズ店では消火器もロクに設備していないところも多い。塗料など燃えやすいものが多いにも関わらず安全対策はおろそかになっている。昔から地場で自動車板金塗装を営んでいる場合、どうしても防火面での法整備の遅れなどで安全面をまったく考慮していないところも多い。

昔、某板金チェーンの改装を行ったと時に消防が査察に来て不合格で泡消化設備を入れさせられたところもある。それだけ消防面に関する無知なところも多い。利益面重視はいいことだが、そのお店の安全対策が遅れるほど”まさか”の時には、言い訳が出来ないほどの大災害になることもある。恐らくいくつかのお店は消防が査察に来た後で設備をして、査察逃れをしていたのであろう。

このブログで安全面によく触れるのは、事故が発生したからでは遅いということを憂慮しているからである。安全な修理板金は地元だけではなく車を出すユーザーの願いでもある。
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2008年02月16日

フェンダーカバーのあれこれ

自動車整備において車に傷や汚れを付けない為にもフェンダーカバーなどの保護用品は必須アイテムだ。最近ではカラフルなものも登場し、SNAP-ONなどの有名な工具メーカーや自動車関連でも多く見受けられるようになってきた。

自動車のボディーは鉄やアルミなので磁石の入ったものが主流だが、車の中にはフェンダーの脇にコンピューターなどがあり磁石が禁止の車ものある。国産の某車では数分ぐらいで磁力を帯びてしまいコンピューターがダメになったところを偶然見たこともある。フェンダーカバーぐらいの磁力で故障やトラブルの原因となってしまう可能性があるのだ。意外とエンジンルームの中も電線だらけで磁石式のフェンダーカバーは向かないということもある。フックでひっかけるタイプも引っ掛けるところがなければ使うことも出来ない。先日海外サイトでフェンダーのまがりを利用してどの車でもぴったり合う面白い商品を見てしまった(サイト名は忘れてしまった)。中には考える人もいるもんだと感心した。

日本ではやたらフェンダーカバーを使うカーショップも多い。しかもカラフルで整備性がいいのかと疑問に思うこともある。見てくれ重視はやめたほうがいいと思う。そのフェンダーカバーに帯電した静電気で自動車のコンピューターを狂わせることもまれにある。静電気の帯電防止を行っているのかと疑問に思うこともある。仮に帯電防止材を使った材料としても整備士本人が帯電していたのであれば結果は同じである。

お客様から見て安心感のある整備はいいと思うが、エンジンがかからなかったら大恥である。フェンダーカバーのかっこよさで勝負している大手カーショップ用品店には、その辺の配慮まではまずないだろう。堅実かつ地味に整備は進めたいものです。

2008年02月15日

タイヤ交換を教える?

もし自動車がパンクした場合に自分でタイヤを交換できる人は少ない。だから整備工場やガソリンスタンドに持って行き修理・交換をしてもらう。知り合いの整備工場で、もし自分の車がパンクをしたら交換が出来るか抜き打ちで実験をしたそうだ。

9人いるうち交換出来たは5名しかいなかった。
出来ない残り4人の理由は、1人は日頃の過信から軽量化と言って非常用のジャッキ・工具・非常用三角灯等を積んでいないので車を揚げたり交換出来ない人であり、1人は自分の車のエアロスポイラーが邪魔してジャッキアップが非常に困難(結局最後は出来たのだが、知恵が回らず助言を聞いて出来たらしい)な人など何ともお粗末な結果であった。そして1人はスペアタイヤの空気が完全に抜けており交換の意味すらない。最後の1人は途中でジャッキが不運にも故障した。

タイヤ交換はパンクした際には運転者としてやらなければならないことで、長距離のドライブなど不運な時に備えなければならない。しかし整備のプロである整備士が抜き打ちでこの結果には、ここの社長も泣けてきたそうだ。自分の車の緊急タイヤ交換が出来んのかと怒りを通り越したと言った。

忘れた頃に不運はやってくる。整備のプロとして自分の自動車にある工具だけでどれだけ出来るかやってみるのも緊急整備の知識として覚えておきたい。工具に頼っているこの時代で、どこまで知識が生かせるかが技量と経験の深さと社長は笑って答えた。これは耳が痛い話なのでいろいろとやってみたいと思う。うまく出来るだろうか?

2008年02月13日

コイン洗車場の未来

最近コイン洗車場の数が減っている。洗車する人口が減っているのではないのに何故少なくなったのか考えたい。洗車は車にとっては重要なメンテナンス。

まずコイン洗車場は無人であることが多い。無人の問題には必ずごみの投棄・不正使用などモラルの問題が絡んでいる。また窃盗団による機械の破壊盗難などの重大被害もある。また洗車場の管理も大変だ。洗車場というのは車の汚れを落とす訳なので、洗車場は汚れやすい。清潔度を保つことも次回の来客に関して重要な課題であるし、排水処理などの問題もある。

一時は土地活用ということで洗車場が一気に増えたが、過当競争や設備の維持管理で金額がかさみ、駐車場になったところも多い。洗車場とは以外に維持費がかかる。設備以外に排水や照明などコストもかかる。

実は知り合いに自分で洗車場を経営しながら、洗車用品・グッズなどを販売しているお店がある。洗車用品の価格は特に高いわけでもなく、カー用品ショップから買ってきて並べているだけなので、利益を取っているわけでもない。実勢価格のまま売っている。

ここの洗車場の特徴は週末のみ営業している点である。平日は別の仕事をして、週末は洗車場を運営している。ごみも寛容で捨てられるのだが、当然ごみ袋を有料で販売し、ごみの処分費を相殺している。知り合い曰く、コイン洗車場は週末しかお客が来ないと言っている。確かに会社が休みだから洗車に来れるようなものだ。平日はぽちぽつなので意味が無い。管理も面倒だそうだ。

平日は門で閉鎖し、ごみの投棄がないようにフェンスで囲ってある。そして週末は朝から夕方まで営業し、繁盛している。そして閉店後は全部部品は外して持ち帰り、電源も水道も元から切ってしまう。お客様へのサービスはよくないが、維持管理という面は安くつきそうだ。

でも運営当初はお客が減ったそうだ。いつも閉店していると来客は遠のくものだ。しかし続けることにより客足は伸びたそうだ。そこでいろいろな工夫を始めた。そして脚立や洗車用テーブルなどを設備し、RVでも洗車しやすい環境を整えている。そして週末にファミリーで来るお客様のことを考えて子供が飛び出しなどをしないようにポールを立てているのも特徴だ。そしてご褒美として小さなお子様にはジュースをサービスしている。

ファミリーニーズを高めることにより、VIP車などの威圧的な車もこないそうだ。夕方は5時で閉めるので夜間照明もいらない。要するに管理を適正にすることにより、収益の方法は改善出来る。整備工場のあまった土地で洗車場を始めるのもビジネスとしては面白いのかもしれない。
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2008年02月12日

自動車整備用会計システムは高すぎる?

自動車整備用コンピューターシステムは高すぎる?
ソフトウエアが大体100〜200万円もするシロモノである。大体の整備工場が導入し、日常の業務で使っているのだが…。確かに高い。けど自分でそのソフトを作るとすれば膨大な時間がかかる。

昨年某整備の社長と懇談した際に、自動車整備用ソフトの話になった。でもウチはソフトウエアはまったく使ってないという。パソコンがあるのに何故だろうと思って聞いた見たら、全てマイクロソフトのエクセル&アクセスだけで行っている。その社長の息子さんは今の整備システムに疑問を持ち、インターネットを使って計算式やデータ管理などの方法を独学で勉強し、分からないことは質問掲示板に書いて教えてもらいながら作った。

その画面・計算を見たが、単純かつ明瞭で誰でも簡単に出来る様に作りこんであった。概算見積から入金まで一括になっている。データベースは気の遠くなる作業であったらしいが、暇を見ては入力して使えるようになるまで半年を費やしたらしい。確かにその半年をお金に換算すればソフトを買うのが一番早いらしい。でも独学で学んだことがコンピューターに強くなり、法令が変わってもすぐに対応できるシステムになったと言う。

管理の方法は整備工場独自のノウハウがいろいろある。しかし使う側と運用する側には大きな差が常にある。自社ノウハウを高めることは=お客様のニーズに柔軟な対応が出来る。

それを説明受けたときになるほどと感心したところも多い。だから”これ売ったら?”と聞いたら、笑って”知識は差になるので売る気はない”と笑って返された。

整備工場のコストダウンはコンピューターの世界まで及んでいる。万が一、グーグルが無料で配布したら、整備ソフト屋は全部閉店ですかね?パソコン苦手&整備ソフト屋に握られている整備工場さんには自社開発をしてみませんか?
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2008年02月11日

カーショップの合理化&設備手法

整備工場の社長とお茶をしている時に、ところで●ートバックスってどのくらいの設備投資をするのと聞かれたので興味があって算出してみた。

オイル交換用リフト×3機・ドライブオンタイプ
200万×3台
タイヤ・足回り・ファインチューン用パンタリフト
150万×3台
コンプレッサ・給油機器
300万
タイヤチェンジャー・バランサー
150万×3台
小額工具
200万     合計2000-2500万円

その話をすると割と設備は質素で堅実なのだなと言った。要は無駄のない設備をしているという事である。リフト関係は値段が高いが信頼性が高く、耐久性も高いものを選んでいる。その他の設備もそんなに特殊な工具を買っているわけでなくむしろ使いやすく、汎用性の高い工具で揃えている。償却も早そうな感じだ。

と言ってそれほどノウハウの高さを感じない。いろいろと考えて見たが用はオイル交換・タイヤ交換など作業があらかじめ一律なのでそれほど気にする必要がない。だから資質剛健で見てくれのいいものを選んで導入している感じが伺える。

それに指定検査ラインを追加すれば+1000万、ホイルアライメントテスターを買えば+1500万、パワーチェックやシャシダイナモ装置買えば、+1000万、+塗装関連1000万で合計4500万円の出費となりこれでスーパー●ートバックスとなる訳である。スーパーはそれ以外にもいろいろ投資が必要なので+1000万円はいるのかな?全部で7000万であれば、大型ディーラー並みの投資。

それを聞いて整備工場の社長は、どんなに設備をしても信頼される整備が出来るかどうかだねと笑った。ごもっともです。
posted by Altis4life at 10:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 整備工場新設・投資 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月10日

軽板金のうまみと失敗

カー●ンビニ倶楽部やファブリ●などの軽板金サービス。ト●タもキズナックスという商品名で参入している。うまみと死角はないのか考えて見たい。

実際に一箇所数千円でやっている某倶楽部に出向いたが、実際は40,000円近い見積だった。技術工数(工賃)は数千円だったが塗装板金として資材費で約30,000円だった。要は工数料金が数千円の安さで、塗装などの資材・塗料は数万と言うなんとも詐欺的・フーテンの寅さん商売である。やはりフランチャイズではどうも失敗である気がする。

今度はキズナックスに持っていったが、1万円を切る金額であった。だから実際にやって見た。

傷の箇所の汚れ落とし

紙やすりで周りの塗装とはがす

凹んだ部分をパテ(セメント)で補修

ドライヤーで乾燥

調色(色あわせ)を行う

塗装

近赤外線ヒーターで焼付け

完了

作業時間は約40分で完了。おまけにサービスで洗車(機械式)もしてくれた。どちらかというとこのサービスで利益を出すのではなく、あくまで来店の促進という面を強く感じる。でもそれ以外の売り込みは一切なく、あっさりと終わってしまった。非常に簡潔なピンポイントサービスであった。

この部分補修という軽板金ビジネスは成長するかと言うとすでに頭打ちでないかと思う。思った以上に収益が上がらない?某倶楽部で今は脱退したお店の社長と話をしたが、来店の8割は金額を見て帰ってしまうらしい。それだけシビアであり、毎月のFC本部への上納金がバカバカしくて辞めたそうだ。でも続けているお店もあれば、辞める店もあり業態としては確立しているが、思った結果にならないというのが多いのであろう。

このサービス自体に特殊な技術は必要なく、誰でもやろうと思えば出来るがその辺のさじ加減の難しさを感じる。認知度で左右される魅力を感じてFC店になるところも多いが、結局はそのお店の判断で運営されるあいまいな所が、消費者に不安を与えてビジネスとして完全に確立しないのであろう。

ヤマト車検はどうなったのだろう?最近ベッカム様のリニューカーも見なくなった。しつこいFC勧誘もなくなったし。揺らぎを感じるざるを得ない。

2008年02月09日

自動車省エネグッズの排除命令

昨日公正取引委員会より自動車用省エネグッズの製造販売を行っていた会社に対して処分が下った。現に製品を手にとって見てみたが、なんとも効果があるのかないのか説明も不明瞭で分かりにくい。この結果店頭に並ぶはずのこれらの製品も撤去されるだろう。

カー用品最王手のオートバックスにもHPで店頭からの撤去の連絡文が書いてあり、この手の問題は収束に向かうであろう。自動車立国の日本として恥ずかしい問題であり、2度とこのような事がないことを整備業として祈るばかりである。

自動車用品のスペシャリストであるオートバックスでさえこの様な製品を取り扱い、そして販売の糧にしているとは残念である。ちょっと前には専用のコーナーまで設置して販売に力を注いでいた訳だが、結局はこのありさまになってしまった。あれだけの整備ピットを設けて実証する手立てはいくらでもあったと思うのに、結局は販売優先でお客様へは具体的な手段を示すことなく、省エネの風に乗り勢いで販売しているだけであったというところだろうか?

そういえばカーショップの設備・仕組みなどに触れる機会がなかったので今後取り上げて行こうと思う。
posted by Altis4life at 10:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 省エネルギー機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年02月08日

整備工具の低価格化の影で

昨日も更新がイマイチできず、今日になってしまいました。
夜の時間帯はどうも混雑するようで残念。。。

今アジアで売られている製品は低価格で日本の半分に満たない製品も多い。2柱リフトは平均価格で30万円以下。コンプレッサなどは欧州メーカーのOEM供給で主力製品も10万円を切る価格。タイヤチェンジャーやホイルバランサーなども同じぐらいの価格である。

日本ではリフトなどはアフターメンテナンスなどがウルサイので日本製のメーカーが大半を占めるが、実は海外製でもいいのではないかと思うぐらいにいい品もある。実際に紹介したいのだが、日本との内外価格差や販売している代理店の立場を思うと書き辛い面もある。

そして世界の工具市場を席巻しているのは、スナップオングループである。日本でも製品を使っている所は多い。
・Balco ホイルバランサー
・John bean ホイルバランサー・アライメントテスター
・sun エンジン整備関係・アライメントテスター
・cartec テスター関係

しかし上記製品の模倣品が中国などのアジアで溢れていることも事実である。とある中国のサイトで発見したのだがまったく同じような製品が従来の1/3で売られており、これはどうしたものかと考えてしまう。中にはシールまで真似して作られているものもある。

影響力が増せばそれだけ新興国で模倣品が出来上がり、イタチゴッコが始まるのであろう。スナップオンも中国で部品を生産していると聞くので、どうしても避けられない現実があるのだろう。

今後ともアジアマーケットの動向は見逃せない。発展途上にある自動車の整備技術が日本に影響することも考える時代がそこまで来ている。日本は独自の整備文化であるが、海外はそれほどの差はない。整備の技術力では日本にも劣らない腕を持った整備士がアジアには大勢いる。その中で秀でた整備工具が日本に登場するかもしれない。

2008年02月06日

省エネグッズと省エネ運転

最近、公正取引委員会である話題が上がっているようだ。
今流行の省エネ・カーグッズである。根拠がはっきりしないらしい。

オイル添加剤を入れると数%改善とかラジエターの強化剤を入れると燃費改善とか、消費者に誤解を与えかねないギリギリの製品を見かける。中には中国でテストしたとか・・・よく内容が理解できない会社のPRまである。

その疑惑を持たれている数々の燃費グッズがディーラーとかカー用品ショップで売っているのだから商魂たくましいとも思える。ディーラーで売られている訳だから製品の実証性に責任を持つのかと言いたい。ディーラーがそんな販売を励行していたと仮定して、製造元の自動車メーカーが知ったら大変な問題になるのではないか?クルマを売るなと一喝されると思う。

クルマを売る販売店・中古車を取り扱う販売店・カー用品ショップは”看板”で販売している訳だから責任感を持ってユーザーに接してもらいたい。真面目に燃費改善グッズを開発・製造している会社に申し訳ないと思うし、現場で汗まみれでクルマを作っている開発者に本当に申し訳ないと思う。燃費の改善は自動車の存亡をかけた必死の努力の積み重ね。まがい品には市場から消えてもらいたい。

問題なのは化学薬品が多く使われ、エンジンへのダメージなど検証しているのか?そもそもの取扱時点での安全性に疑問ある製品も多く見かける。

ディーラーやカー用品ショップには整備ピットという大きな省エネを支える設備がある。エアフィルターの掃除・タイヤの空気圧の適正管理・オイル交換サイクル・アクセルを踏まない優しい運転の指導等で燃費など改善できる方法はいくらでもある。

奥田工機 装着型整備用燃費測定計
http://www.okudakoki.co.jp/pd_nk.html
※かなりのディーラーで普及していると思われる。

ATF交換・エンジンフラッシング・燃料ラインクリーンなど他に販売する商品はいろいろあるはず。電気系の技術力が高ければクルマへのアーシング(これは技術者によりけりなのでススメることは出来ない。アーシングは効果のある車とない車、同じ車でも差異が相当あるので注意が必要。)などの方法もある。

信頼される整備、安全運転の指導など整備業で省エネの提案はいくらでも出来るし、それによる改善も可能である。

燃費改善の方法として、手軽なグッズで少しでも改善しようとするユーザーの努力の方が素晴らしいと思ってしまう。
posted by Altis4life at 19:43| Comment(0) | TrackBack(0) | 省エネルギー機器 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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